投資信託について

投資信託の仕組みは初心者には難しいように思えるかもしれませんが、少子高齢化で将来受取る年金や、退職金に対する不安がある今の時代、お金を殖やすことにこれまで興味がなかった方も、将来に向けて中長期的な運用に適しているとされる投資信託を利用して、バランスのとれた資産運用を考えてみてはいかがでしょうか。投資信託は、多くの投資家から資金を集めて、販売会社・運用会社・管理会社が役割を分担して効率的に運用する仕組みになっています。証券会社は投資信託の募集・購入や換金、および分配金・償還金の支払いなどを行い、投資信託に関するさまざまな相談や質問も受付けており、個人投資家と投資信託をつなぐ窓口となっています。初心者の方でも大和証券などはご存知だと思います。運用会社が投資家に直接投資信託を販売することもあります。また、法改正で銀行や信用金庫、信用組合、保険会社などでも投資信託を購入できるようになりました。投信の概要ですが、運用会社である投資信託会社などで投資家から集めた資金をもとにファンドを組成し、管理会社である信託銀行などで運用会社の指図をもとに受託した資金を株式や債券などの金融商品に投資して資金の管理・運用を行います。こうして得られた収益は、分配金や基準価額へ上乗せされた形で、販売会社などを通して最終的に投資家へ還元されます。

投資信託ランキング

投資信託を比較する際、投信の人気ランキングを見たりすると思いますが、短期的な騰落率にこだわる選び方は禁物かと思います。物事が変化するのはこの世の常ですが、特に投資信託のランキングは大きく変化します。5年前に投資信託のランキングで上位に連続ランクされたファンドが5年後もランクインしていることはほとんどなく、上位を維持している優秀なファンドは11本中1本しかないという統計もあるそうです。目先の投資信託のランキングに拘っては危険かもしれません。投資信託のランキングをカテゴリ分類から見てみますと、短期運用の成績ランキング、長期運用の成績ランキング、最も広く保有されているファンドはどれかといったランキングなどがあります。投資信託のランキングはさまざまなサイトで発表されています。価格.COMでは、運用会社の月間ランキング・週間ランキングなどがあり、分類別ラインアップなどで投資信託をわけて紹介しています。また、モーニングスターというサイトでは最新の投信業界の動向や、様々なファンドの格付け情報などがランキング掲載されています。投資信託ランキングの見方の注意点ですが、ランキングはある一定期間の騰落率をベースにしており、ファンドの良し悪しとランキング評価が直接つながってはいないことに留意して、比較・検討してほしいと思います。

比較のポイント

投資信託の選び方を考えるとき、どのようなことに気を付けて比較すると良いのでしょうか。まず公社債投資信託と株式投資信託に大きく分類しますが、MMFや中期国債ファンドなどは公社債投資信託に分類されます。公社債投資信託を比較する際のポイントは主に債権の残存期間をチェックしますが、外貨MMFでは通貨や金利の比較も大切です。また、株式も組み入れ可能である投資信託ということで株式投資信託に分類されます。世界中の公社債に分散投資している投資信託も規約上は株式投資信託に分類されます。株式投資信託は、投資する国や地域、株式と公社債の組み入れ比率などで商品性を比較できると思います。投資で成功するためには情報が大切で、そのための情報ツールも重要な比較ポイントになります。投資アドバイスや人気の株主優待情報などの情報は多いほど売買タイミングの判断に役立つでしょう。投資信託の比較には純試算額、リスク・リターン、運用コスト販売手数料などがあります。銀行や証券会社ごとに販売手数料は異なっているので、しっかり調べましょう。証券会社の選び方として比較する対象を簡単に挙げると、手数料、注文機能、取扱商品、外国株、信用取引、リアルタイムチャートなど情報ツール、ユーザーサポートなどがあります。

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